残り1台のまどか☆マギカ2
2017年12月初旬の土曜日、私はとあるスロット専門店を訪れた。まどか☆マギカ2しか打たないと決めている私は、他の台に見向きもせずに、まどか☆マギカ2まで向かった。
このスロット専門店は市内ではかなりの人気店であり、土日はどの台もほぼ満席となってしまう。
例外なくどの台もほぼ満席であり、まどか☆マギカ2も残り1台しか空いていなかった。
しかし、私には「残り物の1台でも必ず勝てる」という自信がみなぎっていた。
なぜならこの日の朝、私は会社で行われる地域清掃に参加したからだ。
良い事をした人には、きっと奇跡が起こる。「きっと私は、今日奇跡を起こす」と感じながら、空いていた残りの1台に座り、ゲームを始めるのであった。
連続ボーナスと終わらないワルプルギスの夜
ゲームを開始したのが10:00くらいだったと思う。4000円を入れたところで初当たり、そのまま”マギカラッシュ(ART)”へと突入したのだが、この時点ではこれが奇跡の始まりだとは知る由も無かった。
ART中にもボーナスの連続、上乗せゾーンの”マギカクエスト”にも何度も入り、ゲーム数とメダルを増やしていった。
他の台を見てみると、あまりメダルが出ておらず、私の座った台が一番設定高いのかなと思った。
そして12:00少し前、500ゲーム程度消化したところで事件が起こった。
まどか☆マギカ2で1番の上乗せ特化ゾーンである”ワルプルギスの夜”に入ったのである。
「今日の私は運が良い」と確信し、”ワルプルギスの夜”が終わったら食事休憩を挟もうと思ったが、なかなか終わらない。
気づいたら35戦、上乗せゲーム数は約700ゲームで”ワルプルギスの夜”は終わった。
初めて経験したこれほどの上乗せに「これは奇跡なのか?」と感じていたら、チャンス演出とともに主人公である”鹿目まどか”がでてきた。
そして、「奇跡も魔法もあるんだよ」の名台詞とともに大量上乗せ。私は奇跡を起こしたと確信したのであった。
その後もボーナスや上乗せを続け、16:00頃に消化ゲーム数約2500ゲーム、獲得メダル5000枚以上で私の戦いは終わった。
この日の私の勝ち金額は、およそ10万円であった。
次の日の豪遊
次の日、私は好きなアーティストのライブで東京の下北沢に行き、ライブグッズを3万円ほど買った。
さらに夜にはアダルトなお店に行き、かなりの豪遊をした。
たった1日で勝ち金額の10万円をほぼ全部使ったのである。
これほどの豪遊は人生初めてであり、かなり気持ちが良かった。
この体験談を執筆している時に思ったのだが、近頃はスロットで大勝していない。
たまにはスロットに行く前に、地域の清掃などのボランティア活動に参加してみようかなw