生活苦体験談

【生活苦体験談】信じる者は救われませんでした。

誰かに支えられないと生きていけない弱い私が招いた結果

現在私は行政から斡旋された住宅に住み、なんとか食いつないでいます。
今は朝早く起きて部屋の掃除をして、介護の仕事をしながら生活をしています。
ですが、このような生活を送れるようになるまでが本当に地獄でした。
私のような弱い人間がこの記事を見て少しでも何か感じてくれたら、と思い執筆します。

―どこにでも居る普通のOLだった私―

その当時の私は、どこにでも居る普通のOLでした。
政令指定都市に住み、一人暮らしをしながら会社勤めをする。

給料はそんなに高くは無いですが、一人暮らしをする分には貯金も出来るくらいでした。
彼氏と結婚の話も出ていて、本当に恵まれた人生を送っていました。

ですが、私の人生の転機はここから起こりました。

私の人生の分岐点

それは、結婚前提に付き合っていた彼氏が浮気をしていたことです。
私は浮気を許すつもりでしたが、彼氏は浮気相手と付き合いたいと言いました。

目の前が真っ暗になるとはこういうことなんだ、と感じました。
それからしばらくは男性が怖くなり、合コン等の場に行くことは避けていました。

ですが、ある日同僚からどうしても人数合わせ参加してほしいと言われた合コンに参加しました。

合コンで出会った共感してくれる男性

その合コンである男性と出会いました。ここではAさんと呼びます。
このAさんという男性と席が隣になって、色々と話をしていくうちに自分の話をしていました。
Aさんは「わかるよ。あなたは悪くない。」と常に自分の味方の意見を言ってくれました。
私は思わずAさんの前で涙を流してしまいました。

その後は、二次会を二人で抜けてバーで飲み直してホテルに行くというお決まりの流れ。
翌日、朝起きてからはAさんをホテルに置いて一人で帰りました。

数日後かかってきた電話

その後、その日のことを後悔しながら仕事をしているとお昼休憩に知らない番号から電話がありました。

不審に思いながら出てみると、その電話はAさんからでした。
私は出た瞬間に切ろうと思いましたが、Aさんから出た一言は「先日はすいませんでした」という謝罪の一言でした。

電話を切るタイミングを失った私は、Aさんの言われるがままの会話で後日食事に行くことになりました。

食事の際に言われた言葉

食事の場所は滅多に行くことのないようなレストランでした。
そこでは、先日の事は無かったかのように他愛のない会話で私も笑みがこぼれていました。

二次会で飲み直しに行った際に「実は私も昔婚約破棄をされた」という話をされました。
私が婚約破棄から立ち直ったのはある人を紹介してもらったから、と言われました。

怪しい宗教の勧誘かな?」と身構えましたが、なし崩し的にその日その方と会う事になりました。

紹介された女性

しばらく経ってから、その女性が来ました。
40代くらいの女性だったと思います。
その女性は非常に聞き上手で、気が付けば私は全てを話していました。

そこで、その女性から「この水晶玉に毎日お祈りしなさい。今は無料で良いから騙されたと思って」と言われ水晶玉を渡されました。

それから毎朝水晶玉にお祈りをすると、気持ちがスーっとするのを感じました。

女性からの電話

それからしばらくして、女性から電話がありました。

その第一声が「あなた明るくなったわね。」という事でした。
確かに自分でも気持ちが晴れていると感じました。

そこから、「あなたの運気を上げるお札がある。それは有名な方が祈祷を上げているものだから値段はするけど、絶対にあなたのためになる」と言われました。

自分自身、水晶玉であれだけ救われたのだから、と50万円のお札を購入しました。
それから、私の人生は転落していきました。

何かあると相談するように

自分にとって良くない事が起こると、その女性に相談するようになっていました。

すると、「あなたの飲んでいる水が悪い」「一日の3分の1を共にしている布団が悪い」と色々な物をローンで購入するようになりました。

気づけば、自分の給料ではカバーできないほどのローンを組んでいました。

すると女性から、「おすすめの仕事がある。この仕事ならあなたの運気は絶対に上がる」と言われました。

危険な仕事??

勧められた仕事は、男性を膝枕して男性の愚痴を聞く、という物でした。

その仕事は自給2000円を越える仕事で、仕事帰りに3時間程度やるだけで月に15万円程の収入になりました。

そのお金を返済に充てれば良かったのに、私は「これでもっと私の運気が上がる物が買える」と思ってしまいました。

その仕事でもローンが返せなくなるのはあっという間でした。

完全に夜の世界に落ちてしまった私

その後、キャバクラ→風俗と落ちていくのはあっという間でした。

そして、昼間の仕事の欠勤が増えてしまい昼間の仕事をクビになりました。

それからは昼間はデリヘル、夜は風俗という生活になりました。

それでも、今の私はまだ運気が足りていないからもっと運気が上がる物を買わなければ、と思っていました。

人生から救ってくれた人

そんな生活を送っていた時に、地元の友達から連絡がありました。

私はその友達と話をするうちに、今の自分の状況を話しました。

すると友人は「あなたは追い詰められている。一度カウンセリングを受けるべき」と言ってくれました。

そこで紹介されたカウンセラーさんと話すうちに、今の自分が異常な状況にあると気づきました。

―やっと戻った正常な感覚

そこで、カウンセラーさんから一度今の生活をリセットしてやり直しましょう、と言われました。

それまでの自分は、悪いことが起こるのは自分のせい、信じる心が足りないから、と感じていました。

ですが、その人は「あなたは悪くない。だから自分をしっかり持ちなさい」と言ってくれました。

そこから、まず携帯電話を作り直しました。
そして市営住宅に移って生活保護を受けるようになりました。

今だからこそ思う事

皆さんからすれば、「へー、そうなんだ」と思われるかもしれません。

ですが、女性が自分の体を売る、ということはとても普通の事ではありません。

今でこそ生活苦ではありませんが、その当時の私は「食事に500円払うなら、水を買った方が良い」と思っていました。

食べるものは全て女性から運気があがると進められたサプリメントや野菜。
飲み物は1本500円する水。

気が付けばOL時代から10kg落ちていましたが、それに気が付かないほどでした。

この記事を見ている皆さんに伝えたいこと

弱い自分が悪いとは思いません。

ですが、私は結局夜の仕事を5年間続けていました。
5年間で失ったものは数え切れません。

先日、カウンセラーさんから言われて自分が使った金額を計算しましたが、女性と出会ってから私は4000万円のお金を使っていました

食べるものも食べず、4畳半の部屋に住んで、携帯は止まっていました。
そんな生活を5年間送りました。

これを地獄と呼ばずに、なんと呼びましょうか。