生活苦体験談

【生活苦】投資詐欺で女子大生が夜の街へ

「まさか自分がこうなるとは」

ネットや雑誌でよく見かける、ありきたりなフレーズです。

私も、自分が当事者になるまでは「そんなこと起こる訳が無い」と思っていました。

ちなみに、この話は現在も終わっていない、まだ続いている話です。

普通の大学生だった私

その当時、私はどこにでも居る普通の女子大生でした。

一人暮らしにも慣れてきて、恋愛に勉強にアルバイト。

友達との飲み会やちょっとした旅行など、本当に楽しかったです。

大学2年生の夏休みに、友人から大切な話があるから、と呼び出されました。

そこで相談されたことは「少しで良いからお金を貸してくれ」という事でした。

お金の貸し借りに抵抗があった私は、最初は断りました。

しかし、その後何度も連絡が来て「必ず増えるから!」「損はしないから!」と言われ、これ以上連絡が来るのも面倒だと思い何も聞かずに5万円を友人に貸しました。

倍返しで返ってきたきたお金

それから10日程経って、友人から「借りたお金を返したい」と連絡がありました。

お礼に食事も御馳走するから、と指定されたのは高級レストラン

本当に払えるのか?と確認するも、「大丈夫だから!」と返事があります。

不安はあったものの、当日友人とレストランで食事をとりました。

そこで返されたお金は「10万円」でした。

いくらなんでも高すぎる!とお金を返そうとしましたが、「あなたのおかげで儲かったから!」と受け取ってくれません。

お金の増やし方

恐る恐る友人に「どうやってお金を増やしたのか?」と聞くと、「秘密」と。

「けど、私に投資してくれるならお金を増やしてあげる」と言われました。

「そんなうまい話があるはずがない」と思いながらも、とりあえず今回増えた5万円を預けました。

すると、次は1週間程で連絡があり「今回の配当金」と7万円を受け取りました。

好奇心の行方

こうなると、どうやってお金を増やしているかが気になって仕方がありません。

そこで友人に再度聞いてみたところ、「実は私も知らない」と曖昧な答えが。

確認すると、友人は「Aさん」という人から話を持ち掛けられたと。

私にお金を借りた時はAさんから「今回は預けてくれたお金を3倍にして返せる」と言われたので友人に頼みまわってお金を準備したと。

結果的に5倍前後で戻って来たようで、私に10万円返してもかなりの利益が残ったとのことでした。

「危ない話じゃないのかな?」と思う反面「何度も取引して増えてるなら大丈夫かな?」と期待している自分が居ました。

決断を迫られるとき

その後も、私は友人にお金を預けて配当金を受け取っていました。

ある日、友人から「Aさんからかなり大きな配当になるかもしれないと言われた」と連絡がありました。

続けて「私は貯金と、知り合いからお金を借りて300万円準備したよ。あなたも乗らない?」と話がありました。

今までの利益の30万円程なら大丈夫、と返答したところ「私は今回の取引で手を引こうと思ってる。あなたもお金を借りてみたら?」と言われました。

確かに、ここで大きな額を預けておけば今後はアルバイトを減らして遊べるかもしれない、と思い他の友人数名から10万円お金を借りました。

確認していなかった書類

友人に改めて連絡すると、「お金を貸してくれる人が居るからその人から60万円借りて合計100万円にしたらどうだろう?」と連絡がありました。

借金には抵抗があったので断りましたが、卒業までの分割払いが出来る、と諭されてお金を借りる事にしました。

その日のうちに友人と待ち合わせ、お金を貸してくれる男性から書類を提示されました。

中身をあまり確認せずにサインをしてしまったことを、今でも後悔しています。

消えたお金

それからしばらく待ちましたが、一向に友人から連絡がありません。

こちらから連絡をしてみましたが、数日待っても折り返しがありません。

不思議に思い友人の自宅を訪ねると、ポストから溢れている郵便物が

一つ拾ってみると、それは借金の督促状でした。

私は血の気が引いていくのを感じました。

状況把握と友人への連絡

それから急いで大学の学生課に友人の実家の情報を聞き、実家に電話しました。

すると、両親も連絡が取れず様々な金融業者から連絡が来ている、と言われました。

私は自分に起こった事を話し、少しでもお金を返して欲しいとお願いしました。

友人には事情を話し、返済を少し待ってもらえる事になったので掛け持ちのアルバイトを増やそうと思っていました。

すると、お金を借りた男性から連絡がありました。

地獄の始まり

内容は「お金を返す目途は立ったのか?」という物でした。

私は事情を説明し、会って謝罪がしたいと伝えました。

そこで男性から言われたのは「返済が難しいなら、約束通りこちらのお店で毎月働いて返済をしてほしい」とのことでした。

私がサインした書類には「返済できない場合は、風俗店で月に14日勤務した給料の30%を大学卒業まで返済する」と記載があったようです。

今思えば、この段階で親に相談すれば良かったと思います。

その時の私は「自分が作った借金。1年我慢すればこの話は終わる」と思い、言われるがままに風俗店での勤務を始めます。

止まらない欲

そのお店は風俗店と言っても、いわゆる「お触りアリのキャバクラ」のようなものでした。

嫌々ながら我慢して働いた最初の月のお給料は20万円でした。

しかも、その給料は手数料を引かれた分だ、とのこと。今までのアルバイトの何倍も稼ぐ事が出来ました。

半年が過ぎると、何の抵抗もなく働いて、お給料でブランド品を買っている自分が居ました。

お決まりの転落

もっとブランド品が欲しくなり、ピ〇サロで働き、ヘ〇スへ。

毎月かなりの金額を稼いでいましたが、一度贅沢を覚えてしまうと物欲は止まりません

消費者金融から借金をしてまでも、ブランド品を身に着け海外旅行へ行っていました。

気が付けば借金地獄。

返済するにはもっとハードな仕事をして稼ぐしかない、と思い今はソー〇で働いています。

債務整理や自己破産を勧められますが、また欲に溺れてしまうのではという恐怖心があります。

これは自分で働いて返さなければいけない、と思い毎月数十万円の返済をしています。